写メの撮り方

デジカメ機能つきのスマホや携帯電話の普及によって、写メのやり取りがごく一般的に行われるようになりました。

出会い系においてもそれは同様で、撮影した自分の写メをプロフィールに公開したり、メールのやり取りの際に送信するケースが見られます。

最近では、女性のみならず男性も写メを公開するケースが増えています。
写真はその人の第一印象を決定付けるもの。
それだけにできるだけ魅力的に撮影したいところです。

では、写メはどのようにして撮影すればよいのでしょうか。
ポイントは光の扱い。
光の当たり具合で印象が大きく異なってきます。

屋内で撮影する場合には、蛍光灯の明かりではなく窓から差し込む自然の光をうまく活用する方が違和感なく撮影できます。
また、顔の下に白い紙を広げて撮影すると光をうまく反射して顔をきれいに写すことができます。

屋外の場合は日差しがあまり強くなく、それでいて影が顔に差さない場所が理想的です。
あとはアングル。
ひとつのアングルにこだわるのではなく、複数のアングルで何度も撮影しましょう。
鏡で見た理想的なアングルと写真で撮影される理想的なアングルでは印象が異なることもよくあります。
自分にはこんな一面もあったのかと驚くこともあるでしょう。

そして、最後に掲載する前に他の人に見てもらうこと。
自己評価と他人の客観的な評価を照らし合わせたうえで掲載する写真を選んだ方が無難です。
とくに、不自然なポーズをとっている場合、他の人がみるとおかしな印象を受けることも多いので注意したいところです。

今では、自撮り用のアプリもたくさん出回っているので、様々な編集が簡単にできるようになっています。

写メ掲載の注意点

出会い系では相手の外見を判断する場合、プロフィールや掲示板に掲載された写真が唯一の手段となります。
交流を深め実際に会えるようになるまでは、もっぱらその写真によってもたらされたイメージで付き合うことになるわけです。

しかし、この写真には注意が必要です。
身も蓋のない言い方をしてしまえば「写真から幻想を抱いてはいけない」のです。

なぜなら、たいていの場合その写真はその人にとって最高の映り方をしているものが選ばれているからです。
考えてみれは当然のことですが、ネット上に写真を掲載しようと思ったらもっとも映りのよいものを選ぶもの。
出会い系サイトとなればなおのことです。

とくに、女性にとってはもっとも魅力的に可愛らしく見せることが最大の目標となります。
それだけに、何十枚・何百枚と撮影した中から最高の1枚を選ぶことになります。

また、最近では画像処理ソフトで手軽に「修正」できるようになっています。
つまり、写真と現実との間にはある程度の距離があるのです。
それを踏まえずにイメージばかりを膨らませてしまい、いざ直接会ってみると幻滅してしまう・・・なんとことも考えられます。

せっかくメールのやり取りで信頼関係を築き上げ、共通の話題なども見つけることができたにも関わらず、この幻滅でこれまでの苦労が台無しになってしまうこともあるのです。

それではあまりにもったいないですから、出会い系に掲載された写真はあくまでその人の外見をうかがい知る目安に過ぎない…といった程度の捉え方で接するようにしましょう。